クローズドループサプライチェーンにおける環境排出量の最小化とMCDMを用いた意思決定
- 分野2:
- 最適設計
使用ソフトウェア
modeFRONTIER、MATLAB概要
クローズドループ・サプライチェーン(CLSC)とは、消費者が使用した商品を回収し、再利用するプロセスが含まれる一連の商品管理サイクルです。本事例では、システム全体の環境負荷を最小化するようなプロセスの設計に取り組みました。
まず、CLSCのシミュレーションモデルをExcelで再現し、各プロセスに対応する環境影響を計算します。次に、環境関連の主要なパフォーマンス指標(KPI)を入力変数とした多目的最適化をmodeFRONTIERで実行します。その結果、CO2の排出量や在庫切れのリスクを最小化し、商品の利用とサイクルの回転が最大となるような商品運用プロセスを導くことができました。また、多目的意思決定支援(MCDM)ツールを利用したスコアに基づいたランク付けによって選考解を抽出しています。
解析種別:その他(プロセス)