IDAJ

Case Study実績・お客様事例

風車のブレードレットの改良による出力向上​

分野1:
熱流体解析、構造解析
分野2:
最適設計

使用ソフトウェア

modeFRONTIER、MRFSimpleFoam​

概要

風力発電機の回転出力を向上させるために、風車のブレードの先端にあるブレードレットの形状を最適化した事例です。
ブレードレットのスパン、スイープ角、二面角、ねじれ角、テーパー比を入力変数とし、出力係数の最大化、推力係数の最小化、ブレードのねじれモーメントの最小化という3つの目標を設定し、 OpenFOAMソルバーとmodeFRONTIERを連成させて最適化します。それぞれの目標について応答曲面モデルを作成し、遺伝的アルゴリズム NSGA-IIを計算に用いることでパレート解が得られました。また、ブレードレットの形状の変化が、回転出力の向上に寄与することがわかりました。

計算のワークフローの図
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