ミキシング水中翼インペラーブレード形状最適化
- 分野1:
- 熱流体解析
- 分野2:
- 最適設計
使用ソフトウェア
Ansys Fluent、modeFRONTIER概要
カンピナス大学(ブラジル)は、Ansys CFXとmodeFRONTIERを用いて、ミキシング水中翼のインペラーブレード形状最適化をおこなっています。Ansys CFXでは、軸対称周期モデルを使用して、インペラーブレードの回転力はMRFで考慮しています。最適化手法は7つの設計変数、2つの拘束条件、2つの目的関数、最適化アルゴリズムに多目的遺伝的アルゴリズムMOGA-IIを使用しました。目的関数の一つはインペラーの実効性最大化で、もう一つは固液混合物の均一性最大化です。最適化の結果、固体濃度のバラツキ48.5%減、消費出力84.4%減の結果を得ました。また実験による妥当性確認でも良好な一致を示しました。
出典:ANSYS Advantage VolumeⅠ, Issue1, 2007