水素エンジン超リーン燃焼最適化
- 分野1:
- 熱流体解析、化学反応解析
使用ソフトウェア
CONVERGE概要
水素エンジン設計用1Dツール(GT-SUITE)のモデル構築において、3次元CFD(CONVERGE)結果を活用した事例です。燃焼モデルにはSAGEを採用し、反応メカニズムにNOxメカニズムを組み込むことで、NOx量によって水素の自着火時間が短縮される現象を考慮しています。その中でPFI(Port Fuel Injection、ポート噴射)、DI(Direct Injection、直噴)、TJI(Turbulent Jet Ignition、副室燃焼)の噴射方式を比較検討し、ピストン冠面形状を最適化したDIが熱効率や燃費の面で最も優れていることがわかりました。
解析種別:エンジン、エミッション
課題等:詳細化学反応、性能評価、NOx生成予測