電子ステアリングロックの機能安全分析(ISO 26262)
- 分野2:
- 制御・機能安全
使用ソフトウェア
Ansys medini analyze概要
電子ステアリングロックの機能安全分析であるISO 26262のPart3、4、5の内容をAnsys medini analyzeで実施した事例です。
機能安全規格に基づく安全性分析では、各種の分析活動を、整合性・一貫性を保持しながら実施することが求められます。一方で、こうした分析活動を「アーキテクチャ設計はVisio」、「ハザード分析とリスクアセスメントやFMEAはExcel」、「FTAはPowerPoint」、「要件管理はWord」というように、様々なツールに分けて実施すると、分析の一貫性や整合性を担保することや、トレース関係の確認が困難になります。
また、各ツール間を跨ぐことによって、データの転記ミスなどのヒューマンエラーが発生しやすくなり、本来注力すべき分析作業以外で無用な負荷が発生します。
Ansys medini analyzeでは、各種安全性分析のための統合環境をご提供し、こうした課題を解決します。
SysML言語によるアーキテクチャ設計、HAZOP、HARA、FTA、FMEAといった各種安全性分析や安全ゴール・安全要件の管理といった分析活動、その成果物をツールの中で管理し、それらのトレース関係を自由に設定・確認することができます。
課題等:機能安全分析(ISO 26262)、分析の一貫性・整合性の確保、トレース関係の確認