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Case Study実績・お客様事例

高圧水素タンクへの充填解析

分野1:
熱流体解析

使用ソフトウェア

CONVERGE

概要

36Lの容積を持つType IVの Hexagon Tank に、水素ガスを充填する様子を解析した例です。
水素タンクには、設計上の温度範囲が“-40℃~85℃”という制約があります。そのため、水素ガスだけでなく、ライナーやコンポジット、プラグ、ボスといった固体部品の分布も重要な評価ポイントとなります。そこで本解析では、これらの固体部材を含めた固体流体熱連成の解析を実施しました。
充填時間は180秒、タンク内初期圧力1.88MPa に対して、充填後のタンク内圧力は87.41 MPa となりました。
タンク内圧力の時刻歴について実測と比較したところ、実測の傾向を良くとらえた結果であることが確認できました。

解析種別:カーボンニュートラル
課題等:水素、水素タンク、水素充填、固体流体熱連成


解析モデル、タンク内圧力の時刻歴(実測との比較)
速度コンター図:対称面
温度コンター図:対称面
ライナー表面温度コンター図
コンポジット表面温度コンター図
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