水素ガス漏洩・自着火解析
- 分野1:
- 熱流体解析
使用ソフトウェア
CONVERGE概要
常温高圧の水素が充填している水素タンクを模擬した円筒空間から、直径5mm、長さ65mmのチューブを通じて、外部空間に水素が漏洩する様子をCONVERGEで計算した事例です。またチューブ内で発生する自着火現象も、SAGE詳細化学反応モデルを用いて計算しました。
タンク内の初期温度は300Kの常温、初期圧力は64atmと96atmの2水準に対して、実測では「初期圧力が64atmでは自着火が起こらないが、初期圧力が96atmでは自着火が起こる」ことがわかっています。
今回の検討で、その違いを再現することができました。
解析種別:カーボンニュートラル、燃焼解析
課題等:水素、水素タンク、水素漏洩、燃焼、自着火、詳細化学反応モデルSAGE