グラビア塗装のVOF解析
- 分野1:
- 熱流体解析
使用ソフトウェア
CONVERGE概要
多様な粘度の液剤を塗工するグラビアコーティング工程において、グラビアセル(溝)形状は転写率を決定する重要な要因の一つで、シミュレーションによる感度評価が設計において有用だと考えられます。本事例はCONVERGEによるVOF解析(混相流解析)でその塗工の様子を再現したものです。
滑らかな平板間では約50%の転写率ですが、くぼみのあるグラビアセルでは転写率が下がり、溝側に多く液が残る結果が得られました。
解析種別:混相流解析