バッテリー熱暴走時の相変化材料(PCM)による冷却シミュレーション
- 分野1:
- 熱流体解析
使用ソフトウェア
CONVERGE概要
バッテリーの熱暴走による急激な温度上昇が発生した際に、相変化材料(Phase Change Material)の潜熱によって冷却される事例です。ここでは、バッテリーを囲う固体の相変化材料が液体へと相変化(融解)することによって冷却しています。
PCMありのケースとPCMなしのケースで比較すると、PCMありのケースではセル中央の温度が低下し、セル平均温度もPCMなしのときよりも低いことがわかります。
解析種別:熱暴走解析、融解、相変化
課題等:バッテリー熱暴走時の冷却

(左:PCM領域における固体領域割合、右:温度分布)
