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Case Study実績・お客様事例

水流による弾性板の変形解析

分野1:
熱流体解析

使用ソフトウェア

CONVERGE

概要

CONVERGEとSIMULIA Abaqus Unified FEAを連成(カップリング)し、実測結果[1]と比較した事例です。解析対象の容器は弾性変形可能な壁面によって空間が区切られており、流体力によって弾性壁が変形する様子を解析しています。
また、 CONVERGEの特徴の一つでもある解適合格子AMR(Adaptive Mesh Refinement)を利用して、気液界面にあたるメッシュを計算中に自動で細分化することで、計算精度を保ちながら計算コスト低減を実現しています。
解析の結果、実測同等の弾性壁変形が見られ、流体力による構造変形の定量評価が可能なことが確認できました。この手法は、貯水槽や液体輸送容器などの安全性評価に応用できます。

出典:[1] C. Antoci et al., “Numerical simulation of fluid–structure interaction by SPH”, Computers &Structures 85.11 (2007): 879-890

解析種別:流体構造連成解析
課題等:構造変形、部材選定、基礎検証、ダムブレイク、水柱崩壊


CONVERGEの結果(ボイド率、メッシュ分布)

Abaqusの結果(ミーゼス応力分布)

弾性体先端の変位
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