リードバルブを伴うスクロールコンプレッサの解析
- 分野1:
- 熱流体解析
使用ソフトウェア
CONVERGE概要
スクロールコンプレッサの解析事例です。吐出弁として用いられるリードバルブを、流体構造連成(FSI)機能を用いて1次元ビームオブジェクトとしてモデル化することで、弁のしなりや変形を忠実に再現しています。これにより実測結果に近い圧力変動やバルブリフト量を予測できます。またCONVERGEでは計算中に自動でメッシュが生成されるため、スクロールコンプレッサのように解析領域が複雑に変化する移動境界問題であっても簡単に設定・計算ができ、作業者にとって大きなメリットとなります。
出典:Ha-Duong Pham, Thomas Brandt, David Henry Rowinski. “Modeling A Scroll Compressor Using A Cartesian Cut-Cell Based CFD Methodology With Automatic Adaptive Meshing,” 24th International Compressor Engineering Conference at Purdue, July 9-12, 2018
解析種別:流体構造連成解析
課題等:圧縮機、移動境界、騒音解析
