油圧システムにおける内接ギヤポンプの解析
- 分野1:
- 熱流体解析
使用ソフトウェア
CONVERGE概要
オイル(SAE 10W-30)を移送するギヤポンプの解析事例です。
実物のギヤポンプに採用されている圧力リリーフバルブ(PRV)を省略した条件(Model A)に対して、剛体FSI(流体–構造連成)によって圧力リリーフバルブをモデル化(Model B)することで、バルブの開閉による影響を考慮することができます。さらに、エアレーションと、均質緩和モデル(HRM)によるキャビテーションを考慮したModel Cでは、より実物に近いモデル化が可能です。
回転数に対する体積流量の実測との比較では、回転数に比例して流量が増加したModel Aに対して、Model Bでは実測値にみられる変曲点が再現されています。加えて、Model Cでは低速域から高速域まで実測値に近似した計算結果が得られました。
CONVERGEでは計算中に自動でメッシュを生成するため、回転運動を伴う移動境界問題であっても、容易に設定・計算することが可能です。
出典:Rowinski, D.H., “New Applications in Multi-Phase Flow Modeling With CONVERGE: Gerotor Pumps, Fuel Tank Sloshing, and Gear Churning,” 2018 CONVERGE User Conference–Europe, Bologna, Italy, Mar 19–23, 2018.
解析種別:非定常、圧縮性
課題等:回転機器、容積型圧縮機、旋回運動、移動境界、脈動、歯車、オイルポンプ、油圧、潤滑油、ジェロータポンプ、トロコイド、漏れ
