株式会社シーディー･アダプコ･ジャパン（以下 CDAJ）は、このたび、3次元CADとPLM（Product Lifecycle Management：プロダクト・ライフサイクル・マネージメント）ソリューションにおけるワールド・リーダーDassault Systèmes（以下 ダッソー・システムズ）で開発された『CATIA(キャティア)』ブランドの販売を開始しました。

CDAJでは、十数年来展開してきたCAE関連ソフトウェアの販売ならびに技術コンサルティングといったビジネスを通して、日本のものづくりにおけるデジタル・エンジニアリング支援を広く展開してきました。また、近年ではCADとCAEはその中でも非常に重要な位置を占めることとなり、それらの連携性能と協調性能は設計工数そのものにダイレクトに影響するようになってきました。ところが、主にCADベンダーとCAEベンダーそれぞれが独立して各ソフトウェアの販売・技術サポートしていることが多く、利用者は複数のソフトウェアを習得せねばなりません。また、問題が発生した場合でも利用者自身が問題の所在を把握し、CADベンダーとCAEベンダーそれぞれに問い合わせをしなければならないといった負担を強いているのが現状です。

このような中で『CATIA Analysis』に代表されるように、近年のCADソフトウェアの技術革新によって、CAD上で構造解析をはじめとするCAEを実施することができるようになっています。一方で、CAEを実際の設計・研究現場で活用するためには、依然としてCAE独特の知識や技術が必要です。

ダッソー・システムズが開発している『CATIA』は、航空・自動車業界をはじめ多くの産業界で導入されている3次元CADの一つです。すでに国内では多くの販売チャネルを有していますが、CDAJではCAE技術コンサルティングビジネスにおける経験を活かし、『CATIA』をCADとして「設計」だけに使用するのではなく、CAEを活用した「性能設計」への活用に向けた付加価値の高い"CAD-CAE統合ソリューション・サービス"をご提供します。

また、このたびのCATIA販売開始にあたって、2008年11月19日（水）神奈川県横浜市にて「CAE特化型CATIAソリューションご紹介セミナー」を開催します。本セミナーでは、『CATIA』のCAE分野への活用をメインに様々なソリューションをご紹介します。基調講演として、切削加工や表面加工を中心とした金属加工とその工程シミュレーションがご専門で、『CATIA』を活用した設計と解析を実施されている千葉工業大学工学部金沢教授をお招きします。また、構造解析、熱流体解析、最適化・自動化、カスタマイズへの応用についてもご紹介します。詳細は、弊社Webサイトをご覧ください。

社長兼最高経営責任者：ベルナール・シャーレス（Bernard Charles）
Head Office : 9 Quai Marcel Dassault, BP 310 92156 Suresnes Cedex, FRANCE

ダッソー・システムズは、3DとPLMソリューションにおけるワールド・リーダーとして、80カ国以上、100,000以上のお客様にそのバリューを提供しています。1981年から3Dソフトウェア市場におけるパイオニアであるダッソー・システムズは、業界プロセスを支援するPLMアプリケーション・ソフトウェアおよびサービスを開発・販売し、コンセプト設計からメンテナンス、リサイクルに至る全製品ライフサイクルにおける3Dビジョンを提供します。提供内容は、バーチャル製品設計のためのCATIA、3Dメカニカル設計のためのSolidWorks、バーチャル・プロダクションのためのDELMIA、バーチャル･テスティングのためのSIMULIA、グローバルなコラボレーティブ・ライフサイクル・マネジメントのENOVIA、オンライン3Dライフライク・エクスペリエンスの3DVIAが含まれます。
ダッソー・システムズの株式はユーロネクスト・パリ（#13065, DSY, PA）に上場しており、ダッソー・システムズの米国預託証券（ADR)は、米国の店頭市場（OTC）で取引が可能です（DASTY）。
その他詳細情報についてはウェブサイトをご参照ください。（http://www.3ds.com （英語）、　http://www.3ds.com/jp (日本語)）

※CATIA、DELMIA、ENOVIA、SIMULIA、SolidWorksおよび3DVIAは、ダッソー・システムズ（Dassault Systèmes）もしくはダッソー・システムズの子会社の米国およびその他の国における登録商標です。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。