実測とシミュレーション結果は合わないものなのか?『電子機器の温度測定とCAEのモデル化』セミナー開始のお知らせ
株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン(以下 CDAJ)は、CAEを中心とした電子機器熱解析技術をより実用的なものとするために、温度測定における誤差や、解析モデル誤差について、客観的に把握し、大きな誤差要因を認識することを目的とした「電子機器の温度測定とCAEのモデル化」セミナーを開始しました。CDAJは、電子機器熱設計支援ツール『FloTHERM』(フローサーム、Mentor Graphics社製)の販売・技術サポートならびに、熱設計に関するコンサルティングや研修を行っています。¥
昨今、熱流体解析ソフトウェアは導入したものの、「実測と解析の結果が合わない」、「そもそも、実測と解析結果は、いったいどの程度一致するものなのか?」という声を耳にします。温度測定、シミュレーション双方に誤差があり、その原因は多岐にわたります。それら原因を理解せずにそれぞれの結果を評価したり、片方の結果のみを過信すると、それぞれの長所を相殺する危険性があります。
そこで、長年にわたって、熱解析技術やノウハウを蓄積してきた弊社と、電子機器の温度実測他、熱設計全般についての著書も多く、弊社技術顧問である国峯尚樹氏(株式会社サーマルデザインラボ代表、本社:群馬県)監修のもと、本セミナーを企画しました。温度測定とシミュレーション結果の双方を効果的に活用することによって、開発期間の短縮、設計手戻りの削減等のヒントとなる内容です。
受講料は、1人1日60,000円(税別)で、希望者の職場等でのオンサイト講習も可能です(最大8名まで、1日60万円~(税別))。
また、弊社が温度測定や熱輻射率測定等を、委託業務でお引き受けすることもできます。



セミナー内容(抜粋)
- 温度測定方法の基礎
- 測定方法による誤差の違いを知る
実際に熱電対、サーモビューア、放射温度計を使って、簡易ヒーターの温度測定をおこないながら、それぞれの測定方法の特徴や 注意点、およびその誤差について理解する。 - シミュレーションのモデル化による測定結果との差異を理解する
実際に単体基板の温度測定をしながら、事前に熱流体解析をおこなった結果と比較をし、シミュレーションモデルの作成方法のポイントを理解する。
*本文中に記載の会社名、商品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。