SIMULIA Abaqus Unified FEA統合有限要素法解析プログラム
解析機能2
Abaqusの解析機能をご紹介します。

Abaqus/Standard
陰解法をベース
- 静的イベント、構造動的イベントに対応
- 線形・非線形挙動
広範な解析タイプ
- 静的応力/変位、動的応力/変位
- モーダル法による線形動的解析
- 伝熱、連成温度/変位、連成熱/電気、音響、間隙水、Etc.






Abaqus/Explicit
陽解法積分がベース
- 高速な時刻歴動的イベントに対応
- 極めて非線形の強い準静的イベントにも対応
広範な解析タイプ
- 応力/変位、熱応力、音響と構造の連成、連成 Euler-Lagrange(CEL)
Abaqus/Explicitの連成 Euler-Lagrange 解析(CEL)
使用が容易な一般接触
- モデル全体に対する簡単な接触定義
- 大変形の移動とすべりを考慮
- 強固な数値定式化
- ユーザ定義が最小
豊富な材料モデル
- 金属、ゴム、複合材
- 線形/非線形の弾性および塑性
- 等方性あるいは異方性
- 速度依存、温度依存 - さらに下記材料有り:
- 土と岩
- コンクリートとセラミック
- ペーストとポリマー
材料損傷と破壊
- 延性金属、単向複合材、低サイクル疲労
- 複数のメカニズムを同時考慮
- メッシュに依存しない定式化
破壊力学とき裂進展
- XFEMを使用したメッシュに依存しないき裂モデリング
- VCCT手法(Virtual Crack Closure Technique)
- 粘着要素
広範なコネクタライブラリ
- 剛体と変形体の機構をモデル化
- 複雑な接合を精度よく理想化
- ロックとストップによる動きの制限
- 摩擦、減衰、弾性、塑性、損傷などの挙動を考慮
最先端の大規模モデル対応線形動的機能
- 高速のLanczos固有値ソルバとAMS固有値ソルバ
- 時刻歴応答と周波数応答
- ランダム応答と応答スペクトル
- 非線形機能との統合



アダプティブリメッシュ
- 応力結果の精度改善
- 応力、ひずみ、エネルギーベースのエラー指標
- サイジング法の選択



産業最先端のソルバパフォーマンス
- 低コスト・クラスタハードウェアでの並列処理
- 並列ジョブに費用効果 - キーのソルバテクノロジ
- 直接スパースソルバ
- 反復ソルバ
- AMS固有値ソルバ
- 領域分割陽解法ソルバ



fe-safe 疲労寿命予測 *
寿命予測式
- ひずみベース:Brown-Miller則
- 高サイクル疲労:Dang Van則
- Morrow・Smith-Watson-Topper線図
- Goodman・Gerber・Buch線図
材料データベース
- 包括的な材料データベース
- 代表的な金属材料のS-N線図
拡張機能
- 高温状態での予測
- 切り欠き効果


Tosca 形状・位相最適化 *
製品設計サイクルの短縮化が要求されるなかで、設計者はグローバリゼーション、コスト削減、信頼性、環境問題といった様々な困難に打ち克たなければなりません。
Toscaは、軽量化、構造最適設計、位相最適化のための強力なCAEツールです。製造条件や、静強度だけでなく、耐久性や大変形・接触・材料の非線形性を考慮したさらに上位の最適設計により、既存の概念に捉われない設計案を導き出し、強度の限界まで軽量化を行うことが可能です。Abaqus/CAEのプリポストから、簡単な操作でToscaによる形状最適化および位相最適化の機能を使用することができます。
また、Tosca単体の機能で、固有振動解析における振動特性向上の最適設計や、流体解析での流路最適化など、革新的な製品設計のツールとしてご使用いただけます。



* Abaqus Extended Packageで使用可能です。