オイラー法とラグランジュ法を合わせて適用するVOF-Spray One-way Couplingを、直噴ガソリン用インジェクタに適用した計算です。ノズル内流れ解析の結果を取得し、ラグランジュ法による噴射条件に設定しています。これにより、噴孔内部で生じた偏った燃料分布を計算に反映させることができ、噴孔間でのペネトレーションバラつきが表現されることを確認しています。

出典：アルゴンヌ国立研究所、2016年CONVERGE北米ユーザー会

解析種別：燃料噴射、インジェクタ内部流れ、連携解析
課題等：噴孔ごとの流量バラつき、噴孔内の流量偏り、流量履歴予測、ガソリン直噴