GT-SUITEでモデル化すると、供給された燃料が燃焼して水と熱交換をする一連の物理現象を解くことができます。これにより、給湯器の各種効率や供給湯量などの各種指標の予測といった定性的な性能予測や、「急激な水量変化に対する温度制御の追従性」、「給湯器から蛇口までの距離によって生じる給湯のタイムラグ」といった過渡挙動をGT-SUITE上で検討することができます。加えて、GT-SUITEで作成した給湯器モデルは、センサー情報を返す制御プラントモデルとしても使用できますので、供給燃料量の制御やブロアの制御など給湯器の制御ロジックを検討する際に役立てることができます。

解析種別：給湯器、熱交換器、エネジョーズ、給湯システム
課題等：給湯遅れ、燃料消費量の予測