IDAJ

Case Study実績・お客様事例

耐火性試験解析

分野1:
熱流体解析、化学反応解析

使用ソフトウェア

CONVERGE

概要

プラスチックの耐火性を評価するUL94燃焼試験の事例です。
難燃性のポリイミド樹脂(PI)相当の部材を対象として、メタン・空気予混合バーナーで5秒間の接炎と5秒間の休止を5回繰り返す(合計50秒)試験をCONVERGEで再現しました。シミュレーションによって、部材の表面温度や部材内部の温度の過渡履歴を定量的に分析ができます。計算中にバーナー火炎を捕捉してメッシュを細分化する解適合格子AMRを適用し、燃焼や輻射を考慮した現象時間50 秒の過渡計算を29時間(64並列)の計算時間で実現しました。
燃焼と流体-固体熱連成を適用するような計算コストの高い解析を行う場合でも、クラウドプラットフォームCONVERGE Horizon(https://www.idaj.co.jp/product/converge/sysreqs/)のご利用で、快適な計算が可能です。計算リソースに不安がある場合はお気軽にご相談ください。

出典:
[1] JIS C 60695-11-20「耐火性試験−電気・電子−第11−20部:試験炎−500W試験炎による燃焼試験方法」
[2] JIS C 60695-11-3「耐火性試験−電気・電子−第11−3部:試験炎−公称500 W炎−試験装置及び炎確認試験方法」

解析種別:燃焼、輻射、流体-固体熱連成
課題等:耐火性評価


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