ビジョン
シミュレーション技術で、ものづくりプロセスの革新に貢献するNo.1パートナー
自動運転、電動化、AI、ソフトウェアディファインド、メタバースをはじめとする新技術、またカーボンニュートラル、労働人口構成の変化、技術継承などの社会的課題といった様々な変化の波を受け、ものづくりプロセスは抜本的な革新を余儀なくされています。
IDAJは、産業界が直面するこの重大な転換期において、先進的なシミュレーション技術を通じて、お客様の戦略的な取り組みを力強くご支援してまいります。創業以来30年以上にわたり、IDAJは高品質なツールの提供、専門的な技術サポート、そして問題解決型エンジニアリングサービスを事業の柱として、日本の製造業の技術革新と国際競争力強化に貢献してまいりました。
熱流体解析にルーツを持つIDAJの技術は、「マルチフィジクス・マルチディメンジョン・マルチソフトウェアベンダー」というコンセプトのもと、構造解析、電磁界解析、粒子解析等へと分野を拡大、さらにはMBSE・MBD・CAE・AIへと適用領域を発展させ、より包括的で高度なソリューションをご提供できるまでに成長を遂げてまいりました。
グローバルな競争環境で日本の製造業が持続的な優位性を確立するには、シミュレーション技術を最大限に活用した「ものづくりプロセスの革新」が不可欠です。IDAJはこの実現のために、以下の4段階のアプローチが必要であるという前提に基づき、お客様をサポートしています。
革新を実現する4つのステップ

ステップ1:技術構築
これまで「できなかった」シミュレーションを可能にし、お客様の要求精度を満たす技術基盤を構築します。これが革新への第一歩であり、すべての価値創出の源泉となります。
ステップ2:製品開発への実践的適用
構築された技術を製品開発プロセスに統合し、具体的な成果へと転換します。シミュレーション技術は、実際の価値ある製品開発に貢献してこそ、初めて真の意義を持ちます。
ステップ3:適用範囲の拡大
製品開発の一部で実証されたシミュレーション技術を基に、適切な粒度とインプット・アウトプットの最適化を図り、上流・下流の工程全体へと活用領域を拡大します。これにより、プロセス全体の効率化と価値向上を実現します。
ステップ4:知的資産の蓄積と活用
高品質なシミュレーションモデルを組織の知的資産として体系的に蓄積し、次世代製品開発での再利用や、AI技術を活用したサロゲートモデル構築のための学習データとして利用し、継続的な競争優位性を確立します。
これら4つのステップをお客様と共に実現するため、IDAJはMBSE・MBD・CAE・AI・データ基盤・制御など、多様な先端技術領域に精通し、それらをものづくりプロセスの具体的成果へと結実させる応用力を絶えず追求してまいります。
これからも世界のものづくりをリードするグローバル企業の中長期的な戦略パートナーとして、お客様の持続的な革新と成長に貢献する企業であり続けることを目指します。