GT-TAITherm熱伝導・接触熱伝達・対流熱伝達・輻射熱伝達などの3次元熱解析ソリューション
機能・適用事例
機能
- ヒューマンコンフォートモデル
- 車室の熱マネージメント
- 快適性に基づく制御
- Co-Simulationによる連成解析
適用事例:人体の快適性制御
GT-TAIThermの人体の快適性モデルは、HVAC制御の目標値として使用することができます。温度と湿度は、キャビン内での人間の快適性に関する方程式の一部として表されるため、最適化の目標値とすることが可能です。人体の快適性は、Berkeley Comfortモデルを用いて計算され、PMV、PPDといった指標としても結果出力することができます。


適用事例:詳細キャビンにおける過渡温度予測
本モデルでは、COOL3Dで離散化されたキャビン内部と、GT-TAIThermの車両全体モデルを連成しています。GT-SUITE上で過渡走行中のHVAC通過風の温度をコントロールしており、計算結果としてキャビン内の空気温度や車両の壁面温度の過渡変化を確認することができます。




適用事例:排気管の伝熱予測
排気マニホールドからマフラーのテールエンドまでの排気管セクションを対象に、GEM3Dで離散化されたモデルとGT-TAIThermモデルを連成させ、マフラー内部の複雑な伝熱現象などを予測しました。GT-TAIThermモデルとの連成を取り入れることで、壁面と流体のマッピングが容易になり、さらに多重反射を含む複雑な輻射計算が可能となりますので、高精度化が期待できます。



