モデルを徹底的に使い倒す ~MBDにおけるモデル活用術~

モデルベース開発(MBD; Model Based Development)は、もともと制御ソフトウェアの開発手法として広まり、その後、制御対象となるプラントそのものの設計開発、つまりメカやエレキの領域においても取り入れられるようになりました。最近では、いわゆる1D-CAEに代表されるシステムモデルだけでなく、3D-CAEも含めたシミュレーションを活用した開発手法を広くMBDとして捉え、自動車のみならず様々な製造分野に浸透しつつあります。
MBDのねらいは、高いレベルでの協調設計を実現することにあります。すなわち、V字開発プロセスの左バンク側において予めシステム全体の挙動をシミュレーションにより評価し、トレードオフの関係にある様々な要求を満足させながらシステムを構成する各サブシステムあるいはコンポーネントの仕様を、根拠を以って決定することにより、開発の手戻りを抑制するというものです。
ここでは、一般的なMBDのコンセプトと課題を共有するとともに、MBDを推進する上で重要となるモデル活用のポイントについて事例を交えてご紹介します。
・MBDのコンセプトと課題
・モデル活用のポイント
・今後の展望
MBDにおけるモデル活用術についてご興味のある方は、ぜひご一読ください。
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