基板単体から車全体までのEMC解析の効率化

EMC(Electromagnetic Compatibility、電磁両立性)に対して課題をお持ちのお客様からよくお聞きするお悩みは、EMCの問題は全ての構造が複雑に絡んで起こるため、回路設計者や基板設計者、機構設計者らが共同で対策する必要があり、解析ツールを使ってどのように問題を解決していけばよいか判断しづらいということです。
車体の解析を例にすると、EMCの解析では信号を生成する基板と、基板に部品を実装し筐体で囲ったECU(Electronic Control Unit)、ケーブルを配線する車体全体を組み合わせて解析しなければなりません。そのため、車体全ての構造をモデル化して、周波数ごとに大規模な空間の解析が必要になるのですが、構造が複雑、解析設定の難易度が高い、モデルの構造変更が面倒、膨大な解析時間、結果が悪くても、どこが影響しているかわからないなどといった問題があります。
そこで、構造を要素ごとに分割して解析する、モデルを簡易化するという2つのアプローチを用いて、解析をわかりやすく、かつ、使いやすくする方法をご紹介したいと思います。
・EMC設計・対策の基礎となる「原理と考え方」
・Ansys電磁界解析による高速伝送EMI解析
・Ansys電磁界解析による伝導・放射ノイズ解析 ~パワーモジュール~
・要素の分割(簡易化)で、現実的な伝導ノイズ・放射ノイズ解析を!
・IDAJからご提供可能なEMC・電磁波設計に対する支援サービス
基板単体から車全体までのEMC解析の効率化についてご興味のある方は、ぜひご一読ください。
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