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Product製品情報

Ansys Fluent汎用熱流体解析ソフトウェア

特徴

効率的で柔軟なワークフロー

Ansys Fluentは、Ansys® Workbench™環境に完全に統合されています。Ansys Workbenchは、効率的で柔軟なワークフローやCADとの連携、形状のモデリングとメッシングの強力な機能のために設計されたプラットフォームです。組み込まれているパラメータマネージャーにより、複数の設計オプションを迅速に探索することが容易になります。

効率的で柔軟なワークフローの図

マルチフィジクスのためのシミュレーション環境

流体-構造連成(FSI)や流体-電磁界連成、電磁界-構造連成など複数の物理場に起因する、しばしば直観に反する相互作用についての一層深い洞察を得ることができます。Ansys Fluentは、Ansys Workbenchと完全に統合され、Ansys Mechanical™やAnsys HFSS®、Ansys Maxwell®など、他のシミュレーションテクノロジーとの連成を実現しています。

"自信を持って"複雑なモデルを解析

Ansys Fluentは、混相流、化学反応および燃焼の極めて高度な物理現象をシミュレーションすることができます。複雑な粘性流や乱流、内部流、外部流、流れに誘起される騒音の予測、輻射を考慮した伝熱であっても容易にモデル化することが可能です。

ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)による高速化

エンジニアや設計者が、設計サイクルの早期により良い決定を行えるように、Ansys Fluentは、HPCを使用することで、CFDシミュレーションの解を迅速にご提供します。Ansys HPCでは、10万個以上のプロセッサを使用するシステム上で線形のスケーラビリティを実現しますが、HPCには単なるコア数以上のものがあります。Ansysは、さまざまなシミュレーションモードで驚異的なスピードで結果を導けるよう、プロセッサアーキテクチャ、モデル分割アルゴリズム、通信およびプロセッサ間の負荷分散の最適化も行っています。

乱流モデリング

Ansys Fluentでは、乱流の影響を正確かつ効率的に捉えるために、広範囲にわたる乱流モデルをご提供することに特に注力しています。Ansys独自に開発したGeneralized k-ω (GEKO) Modelなどの多くのの革新的なモデルをAnsys Fluentで使用することができます。

伝熱と輻射

Ansys Fluentは、流体と固体の内部、流体と固体間で、輻射に対して完全に透明、半透明または不透明な媒体を通じた、あらゆる種類の輻射熱交換を扱うことができます。さまざまなスペクトルモデルから適切なものを選択して、シミュレーションにおける波長依存性や散乱効果を考慮することが可能です。

混相流

異なる相の混ざり具合や注目すべき現象によって様々な解析モデルの選択肢が存在する混相流解析は、Ansys Fluentが得意とする分野のひとつです。気体と液体、分散相の粒子と液滴、自由表面などの複数の流体相間の相互作用を考慮して高精度のシミュレーションが可能です。

反応流

Ansys Fluentは、流れに関連する化学反応や燃焼をモデル化する豊富な枠組をご提供します。火炎の速度や位置、後方温度などのパラメータを正確に予測するため、拡散、部分予混合または予混合など様々な種類の燃焼モデルが利用可能です。

流体騒音

Ansys Fluentは、直接計算(Computational Aeroacoustics: CAA)や音響シミュレーションツールとの連携、Ffowcs Williams-Hawkings(FW-H)による音響アナロジーモデル、広域帯騒音源予測など流体騒音予測のための豊富なアプローチをご提供します。

自動化された最適化設計

Ansys Fluentの形状最適化機能は、最適化の目標が満たされるまで形状パラメータを自動的に調整することができます。例としては、自動車や航空機の翼の空力特性、ノズルおよびダクト内の流量の最適化などが挙げられます。Ansys Fluentの革新的なアジョイントソルバーは、メッシュを内部的に修正して、推奨された変更の効果を明らかにします。アジョイントソルバーによって、他の方法では発見が困難で多大なコストがかかる形状改善案が示されます。

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