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Product製品情報

ennovaCFD for OpenFOAMOpenFOAM用プリポストプロセッサー

機能/動作環境

機能

形状データのインポート

代表的なCAD中間フォーマット(STL、NASTRAN、Step、Iges、ParaSolid)の形状データを読み込むことができます。

ジオメトリ修正・加工

インポートした形状データを加工する機能やプリミティブ形状を作成する機能があります。。

プリミティブ形状(矩形、円筒、円錐、球、半球、バッフル)の作成

サーフェスラッパー(shrinkwrap)

sshrinkwrapは、ヘキサベースのOctree法を使ったサーフェスラッパーです。複数の不連続なサーフェスから連続したサーフェスを生成します。ラッピングしたサーフェスをRe-meshすることで、より高品質なサーフェスに変換し、高品質なボリュームメッシュを生成します。

マルチ領域サーフェスラッパー(shrinkwrap)

通常サーフェスラッパーは、1つの領域に対してサーフェスメッシュを生成しますが、ennovaCFDのサーフェスラッパーは、複数の領域を同時にラッピングして領域間界面を連続メッシュで生成することができます。

ボリュームメッシャー(topologyBasedMesh)

topologyBasedMeshは、デローニ法をベースとしたテトラ・ピラミッド・ヘキサのハイブリッドメッシャーです。デローニ法は形状再現性に優れ、レイヤーメッシュの品質が高いのが特徴です。ハイブリッドメッシュ生成後に、Dualizerを使ってポリヘドラルメッシュに変換することができます。また、マルチ領域に対応しているため、流体固体熱連成モデルの作成も可能です。

Sweepメッシャー(topologyBasedMesh)

薄板状の領域に対して等方サイズのメッシュを作成すると、膨大なメッシュ数になります。これを抑えるために、層状のメッシュを生成するメッシャーを開発しました。形状データのトポロジーから層状メッシュで生成可能な領域を自動検出し、メッシュを生成します。

押出メッシャー

作成したメッシュの表面を押し出して、層状のメッシュを生成します。仮想領域用のメッシュや、ピストンなどの伸縮運動を模擬する際に使用します。

ポスト処理

OpenFOAMネイティブフォーマット、EnSight Goldフォーマットの結果ファイルを読み込むことができます。
断面コンター、ベクトル、StreamLine、isoSurface、Thresholdなどの可視化表示や、物理場の演算、断面数値データの出力、グラフ表示などの処理が可能です。

UserGUI

ユーザーの目的に合わせた独自のGUIを追加開発するための機能です。

  • ユーザーが独自に開発したソルバーや物理モデルなどを使用するためのGUI
  • プリセットされた解析設定の呼び出し(設計者向けバックグラウンド設定)
  • 独自の解析実行プロセス(Allrunスクリプト)の作成
  • 独自のファンクションオブジェクトで出力されたテキストファイルからのグラフ作成

クラウドJOB投入パネル(オプション)

ennovaCFDで設定したデータを、クラウド環境へ転送して計算実行するためのGUIを組み込むことができます。お客様のクラウド環境に併せたGUIを開発します。

クラウドJOB投入パネル例

マクロファイルとバッチ実行

GUIで操作した履歴をマクロファイル(.esfファイル)に出力し、そのマクロファイル(% ennova –batch マクロファイル名)を使用してバッチ実行することができます。マクロファイルでは、java scriptをご利用いただけます。

Ansys Fluent用メッシュデータの出力

ennovaCFDで作成したメッシュをAnsys Fluentフォーマットで出力することが可能です。OpenFOAM以外のメッシャーとしてもご活用いただけます。

動作環境

Windows

  • Windows10/11 64 bit

Linux

  • Red Hat Enterprise Linux 7, 8
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