MpCCI CouplingEnvironment連成解析コードカップリングインターフェース
特徴
様々な連成解析に適応可能~マルチフィジックス
双方向、一方向の様々な連成解析に適応可能です。
- 流体 - 構造連成
- 流体 - 電磁界連成
- 熱 - 構造連成
- 振動 - 流体、音響連成など
各種ソフトウェアとのインターフェース~Code Adapter
様々なCAEソフトウェアに対応したCode Adapterと呼ばれるインターフェースを備えており、お客様ご使用のソフトをそのまま用い連成解析を実行することが可能です。また、分散環境での異なるプラットフォーム上にあるソフト間の連成も可能です。
- 構造解析ソフトウェア
- SIMULIA Abaqus Unified FEA(※1)、Ansys、MSC.Marc、MSC Nastran
- 流体解析ソフトウェア
- Ansys Fluent、OpenFOAM(※2)、STAR-CCM+、FINE/Open、FINE/Turbo
- 熱、電磁界解析ソフトウェア
- JMAG、Ansys Icepak、TAITherm
- 1次元解析ソフトウェア
- Flowmaster
- 機構解析ソフトウェア
- MSC.Adams、SIMPACK
- その他
- MATLAB
(※1)Abaqus6.14より、Abaqusとサードパーティソルバの間の協調シミュレーションを管理するCo-Simulation Services (CSE) Directorを利用することになりました。
(※2)並列計算用に準備されたOpenFOAMのデータに対しても、対応できるようになりました。
対応するバージョンの詳細については,弊社までお問合せください。
データマッピング機能
高速かつ高精度なデータマッピング(補間)機能により、様々な物理量を解析手法や解析メッシュ形状が異なるソフトウェア間で連成させることが可能です 。
- 様々な物理量に対応
構造物にかかる力、構造物の変位、温度、熱流束、速度、電場、磁場、各種ソース項など - 1次元、2次元、3次元要素に対応
- ライン、テトラ、ヘキサ、プリズム、ピラミッド、ポリヘドラル、SHELL二次要素など各種要素タイプに対応
- 要素-要素間、要素-節点間、節点-節点間でのデータマッピングが可能
- 高精度なデータマッピング機能
メッシュ移動機能~グリッドモーフィング
SBM(Spring-based mesh Morphing)に基づいたメッシュスムージング機能により、STAR-CDおよびOpenFOAMでのメッシュ移動設定の必要がなく、構造物の変形による流体メッシュの移動がスムーズに行なわれます。
周期対称モデルに対応
フルモデルと周期対称モデルの連成や断面位置が異なる周期対称モデル同士の連成も可能です。
MpCCI Visualizerでは、周期対称モデルもフルモデルとして表示させることができます。



ユーザーインターフェース
個々のソフトウェアを連成させる際の設定を簡単にするためにMpCCIは、設定用GUIを搭載しています。このGUIを用いることで、使用するCAEソフトの選択、データ交換する物理量や領域などの設定を簡単に実施できます。
- 設定用GUIによるユーザーフレンドリーな解析設定
- 結果処理機能によるデータマッピングの可視化


