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Product製品情報

Ansys SCADE Display組込みディスプレイ開発支援ツール

特徴2

モデルレベルでの検証&妥当性確認

エディタ上で設計されたディスプレイ仕様は、プロトタイピングシミュレーションとして、簡単なGUI操作を通してアニメーションで確認することができます。

Ansys SCADE Testによるテストの自動化とカバレッジ解析

  • Ansys SCADE Displayで作成したモデル(ディスプレイデザイン)に対する入力操作をテストシナリオとして、テストの自動化をサポートします。グラフィックテストの結果は自動的にレポートとして出力され、期待する画像と、モデルからの出力の結果を簡単に比較することができます。
  • グラフィックデザインに対しては、Ansys SCADE Suiteと同様のモデルカバレッジ解析を実施することが可能です。また、モデルレベルで実施したテストシナリオをターゲット環境向けに生成する機能が追加され、Ansys SCADE Suiteと同じ検証プロセスでディスプレイデザインを検証することができます。

Ansys SCADE Suite/Display協調シミュレーションによる確認

画面制御やデータ処理などの制御ロジックをデザインしたAnsys SCADE Suiteとの協調シミュレーションを、容易に実行することができます。Displayツール上で、ディスプレイデザインに割り当てた変数(プラグ)とSuiteツール上で定義した出力変数を、GUIによって自動または手動で対応付けを行うことができるため、制御ロジックも含めて、ディスプレイシステムとして妥当性を確認する手段となります。

スタンドアローン実行によるディスプレイデザインの確認

ディスプレイデザインに対して、コード生成と同じようにメニューから選択することで、自動的にスタンドアローン実行ファイルが生成されます。Ansys SCADE Display環境を持っていない顧客やサプライヤが、スタンドアローン実行ファイルを受取り、ホスト環境で実行しながらデザインレビューや仕様確認を行うことが可能になります。スタンドアローンの実行に、ライセンスは必要ありません。

FMUを活用したディスプレイデザインの確認

Ansys SCADE Displayで作成したモデル(ディスプレイデザイン)からFMUを生成することできます。生成したFMUを、GT-SUITEやxMODなど、他のCAEツールで作成したモデルと接続することによって、シミュレーションモデルを用いたディスプレイデザインの確認が可能となります。
Ansys SCADE Displayから生成するFMUは、Model Exchange、Co-Simulationの両モードに対応しています。

エルゴノミックチェッカーによるデザインの検証

Ansys SCADE Displayエルゴノミックチェッカーは、ディスプレイの設計モデルレベルの早い段階から、ディスプレイ仕様の全体設計に関するルール、ネーミングやグラフィカルな設計に関するルールへの応諾をユニークに実行するモジュールです。
以下のルールに対して、ディスプレイ設計を検証します。

  • ディスプレイ仕様全体設計ルール:現在の仕様テーブルが、環境リファレンステーブルで設定されている色、線、線種と一致しているかのルール
  • ネーミングルール:オブジェクトのネーミングパターンルールやプラグ(変数)などのネーミングに関するルール
  • グラフィカルな設計の最適化ルール:オブジェクト同士の重なり、線の最適化、オブジェクトの色に関するルール

エルゴノミックチェッカーは、上記のルールに違反する設計を検出した場合、エラーレポートの生成だけでなく訂正の提案まで行います。

自動的にチェックされないルールは、手動でチェックするためのチェックリストをレポートの中に生成します。確認後にチェックを入れて保存することで、検証活動を確認することができます。

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