産業別パッケージ
防衛産業向けパッケージ
米国国防総省が進めているFuture Airborne Capability Environment(FACE)は、ソフトウェアを異なる航空機向けプラットフォームに対して再利用可能とするための標準化規格で、本パッケージは、FACE標準に対応しています。また、航空機向けのソフトウェアは、DO-178Cにも準拠する必要があります。 Ansys SCADEは、DO-178Cに準拠したモデルベース開発環境をご提供しているため、本パッケージを導入することによって、DO-178Cに準拠しつつ、FACEにも対応したソフトウェア開発が可能です。(防衛産業向けパッケージには、航空機産業向けパッケージの機能を含みます。)
本パッケージに含まれる機能
- FACE v2.1、v3.0、v3.1に対応
- FACEファイルのインポート・エクスポート機能
- Ansys SCADE ArchitectのFACE専用のプロファイル
Ansys SCADE ArchitectのConfigurator機能を用いて、SysMLをFACE用に拡張したプロファイル - コード生成時に、FACE Transport Service(TSS)とOperating System Segment(OSS)に対応したラッパーコードを生成
FACEに対応したソフトウェア開発の流れ
Ansys SCADE は、FACEのUnit of Portabilit(UoP)部の作成を担います。FACEに対応したソフトウェア開発では、FACEファイルをAnsys SCADE Architectに読み込みアーキテクチャ情報を取り込むことで開発をスタートするトップダウンアプローチと、Ansys SCADE Suiteで作成している制御ソフトウェアをAnsys SCADE Architectへ同期し、FACEファイルを出力するボトムアップアプローチの2パターンで設計・開発を行うことができます。
