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Solution Seminar Vol.69 SIMULIA Abaqus事例紹介セミナー

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こんな方におすすめ

SIMULIA Abaqusを利用されているお客様、今後ご購入をご検討のお客様

最新理論から実践的解析事例まで

2016年より開催しております「SIMULIA Abaqus事例セミナー」には、毎回、大変多くのお客様にご参加いただき、この度無事に、第4回目を開催する運びとなりました。
今回は、基調講演として、横浜国立大学 教授 于 強先生から『車載用電子部品とパワーモジュール耐久性の高精度シミュレーション』についてご発表いただきます。最近は特に電子部品の構造解析に関するご相談が増えており、多くのお客様にご興味をお持ちいただけるテーマかと思います。解析ノウハウについても触れていただきますので、今後のご業務にすぐにでも生かしていただけるものと考えています。
またユーザー事例として、竹中工務店様、日本メタルガスケット様、カルソニックカンセイ様、武蔵精密工業様にご発表をお願いしました。いずれも、SIMULIA Abaqus FEAを活用した事例ですが、武蔵精密工業様には、次世代開発環境として注目を集めている3DEXPERIENCE環境を用いた、設計者向けCAE環境構築についてご紹介いただく予定です。
Abaqus開発元のダッソー・システムズ様からは、昨年末にリリースしたAbaqus2019のハイライトを、また、Key to METALS AG様からは、Abaqusとfe-safeの材料データとして使用可能な材料データベース「Total Materia」についてご紹介いただきます。
参加費も無料となっていますので、ユーザー様はもちろん弊社からAbaqusのご購入をご検討中のお客様のご参加もお待ちしています。
また今回はセミナー終了後に、ご参加者様同士の情報交換の場をご提供すべく、ささやかではございますが懇親会を準備しています。ぜひ、最後までご参会くださいますようお願いいたします。

プログラム・講演内容(予定)

※スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。何卒ご了承賜わりますようお願い申し上げます。

午後

13:00-13:10 開会のご挨拶

13:10-14:20 <基調講演>車載用電子部品とパワーモジュール耐久性の高精度シミュレーション (横浜国立大学 教授 于 強 先生)
【概要】
厳しい環境において使用される車載用電子部品およびパワーモジュールに対する耐久性などの信頼性の要求が非常に高い。特に部品などの実装に使用されるはんだ接合の熱疲労などは最重要項目の一つである。本講演でははんだ接合部の疲労寿命の高精度FEM解析手法を紹介する。はんだの弾塑性・クリープなどの非線形物性の評価手法、解析精度を保証するモデリング手法、はんだ接合部の疲労亀裂発生及び進展解析手法などを説明し、電子部品の疲労寿命のばらつきをFEM解析を用いた評価例を紹介する。

14:20-14:50 火災を受ける鋼材+コンクリート複合梁の崩壊解析 (株式会社竹中工務店 様)
【概要】
鋼構造建築物においては、コンクリート床版と鋼梁を一体化した“合成梁”で床上の荷重を支えている。火災時には鋼材が高温になり、ヤング率と材料強度が低下し、また、局部座屈が発生することで、“合成梁”は崩壊に至る。我々は、合成梁を3次元有限要素でモデル化し、火災時の崩壊実験の再現を行った。崩壊に至るまでを安定して解析するために、陽解法を用いた。その結果、解析結果は実験結果と同じ崩壊モードとなり、変位の時刻歴をおおむね評価できた。

14:50-15:00 休憩

15:00-15:30 自動車用金属ガスケット開発におけるCAEの活用 (日本メタルガスケット株式会社 様)
【概要】
金属ガスケットの開発で重要な点はシール性と耐疲労性を両立させることである。これらをCAEで扱うための面圧予測手法、疲労性評価法を紹介する。
・ガスケット面圧予測手法(ガスケット要素の適切な補正方法)
・疲労限度解析(ビードの成形~締め付けプロセス解析)
これらの方法を用いて新規材料や新規デザインへ適用しガスケット開発の効率化を図ることができる。

15:30-16:00 排気製品を対象としたABAQUSとオープンソースベースCFDコードの双方向連成技術の開発と適用 (カルソニックカンセイ株式会社 様)
【概要】
カルソニックカンセイでは熱疲労予測精度向上の為、構造-流体双方向連成解析技術による固体過渡温度解析技術をABAQUSとオープンソースベース熱流体解析コードにより新たに構築した。本講演ではエキゾーストマニフォールドを題材とし、適用事例について紹介する。

16:00-16:20 Abaqusの最新情報(ダッソー・システムズ株式会社 様)

16:20-16:30 休憩

16:30-17:00 3DEXPERIENCEによる設計者CAE環境構築 (武蔵精密工業株式会社 様)
【概要】
お客様に満足して頂ける製品提供のためにCAEを活用した研究開発環境の構築を進めてきたが、設計者展開や情報共有、データ管理面の課題が浮き彫りになってきた。これら課題の解決とともに、魅力商品を提案出来る体制へ移行するため3DEXPERIENCEを導入することとした。3DEXPERIENCEの解析機能有用性をAbaqusとの差異、設計者展開の観点で、ENOVIA機能をデータ管理の観点で確認した。開発環境改善と解析定着化を目標に推進してきた検証の結果をご報告致します。

17:00-17:20 材料特性の検索と解析ソフトウェアへの転送機能 (Key to METALS AG 様)
【概要】
Total Materia材料データベースには74ケ国の規格、54万種以上の材料特性データが登録されています。これらは使いやすいインターフェースで検索できるよう設計されているだけではなく、構造解析で必要となる応力ーひずみ線図や、疲労解析で必要となるS-N線図やε-N線図を表示し、データを解析ソフトウェアに送ることができます。この発表では材料特性の検索から解析ソフトへのデータ転送の操作まで、わかりやすく解説いたします。

17:20-17:30 閉会および懇親会会場へ移動

17:30-19:00 懇親会(どうぞお気軽にご参加ください。※事前のお申し込みは不要です。)

 

配布資料

ご参加のお客様:セミナー当日、資料をお配りします。
資料請求のお客様:セミナー終了後、配布いたします。
・ご講演者様のご都合により、一部資料をご覧いただけない場合がございます。
・プレゼンテーション資料と内容が異なることがございます。あらかじめご了承ください。

終了の御礼
本セミナーは、お蔭様で多数のお客様にご参加をいただき、ご好評の内に終了いたしました。
セミナー資料につきましては、引き続き無料送付のお申込みを受付けております。
なお、ハードウェアベンダー様、ソフトウェアベンダー様は資料送付をお断りすることがございます。

開催概要

開催時間 13:00〜19:00(予定) ※受付開始12:30〜
参加対象 SIMULIA Abaqusを利用されているお客様、今後ご購入をご検討のお客様
※一部ハードウェアベンダー・ソフトウェアベンダー様にはご参加をご遠慮いただきます。
また、その他弊社都合にてご参加をお断りする場合がございます。
受講料
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icon mailお問い合わせ先

IDAJ数値解析アカデミー事務局(理論・実践講座)
株式会社 IDAJ 営業部 idaj-seminar@idaj.co.jp
横浜本社 TEL: 045-683-1990 FAX: 045-683-1999
中部支社 TEL: 052-569-2581 FAX: 052-569-2582
関西支社 TEL: 078-389-5470 FAX: 078-389-5472
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