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Webセミナー(ウェビナー)

Solution Seminar Vol.94 SIMULIA Abaqus事例紹介セミナー

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こんな方におすすめ

SIMULIA Abaqusを利用されているお客様、今後ご購入をご検討のお客様

最新理論から実践的解析事例まで

2016年より開催しております「SIMULIA Abaqus事例セミナー」には、毎回多数のお客様にご参加いただき、この度無事に、第5回目を開催する運びとなりました。今回はオフィスからでも、またはご自宅からでもお気軽にご参加いただけるオンラインでのライブセミナーとして開催します。
今回の基調講演は、龍谷大学  先端理工学部 准教授  田原 大輔先生から「バイオメカニクス解析による医用分野のものづくりへのアプローチ」と題してご発表いただきます。医用分野における構造解析では、ステントや人工心臓弁などを適用対象とした事例がありますが、田原先生がご専門とされている、生体組織のかたちと力学的な役割を機械工学の立場から探る”バイオメカニクス(生体力学)”という考え方を用いた新しい技術開発については、他領域のお客様にもご参考にしていただけるものと考えています。
ユーザー事例として、医薬品、エレクトロニクス、自動車の各業界のユーザー様からご講演いただきます。まずは大塚製薬様より、錠剤の製造プロセスで発生するトラブルの原因究明を目的として、粉体圧縮成形工程に構造解析を適用した事例をご紹介いただきます。ヒロセ電機様では、コネクタの樹脂ロック部の強度評価のための新たな手法として拡張有限要素法(XFEM)を適用して、実測と一致するロック破壊時反力を得ることに成功されています。そこで、この使用したメッシュに依存しないモデリング手法であるXFEMを用いた解析内容を詳細にご説明いただく予定です。日本精工様は、自動車のベアリング性能の向上と開発期間短縮の両方に取り組まれています。今回は、ハブユニット軸受を対象として、Abaqsuの機能に同社独自のアルゴリズムを組み合わせることで、最終目標である試作レス開発に目指した最新の取り組み事例をご紹介いただきます。さらに、Abaqusの開発元であるダッソー・システムズ様からは最新の軽量化技術についてご紹介いただき、IDAJからは陽的動解析に音響要素を適用し、接触機能と組み合わせることで衝突による振動を音源とする音響解析事例について解説します。
参加費用も無料となっておりますので、ユーザー様はもちろん弊社からAbaqusのご購入をご検討中のお客様のご参加もお待ちしています。

プログラム・講演内容(予定)
※スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。何卒ご了承賜わりますようお願い申し上げます。

13:00~13:05

はじめに

13:05~14:05

<基調講演>バイオメカニクス解析による医用分野のものづくりへのアプローチ(龍谷大学 准教授 田原 大輔 様)
【発表概要】
有限要素法を中心とした力学解析技術は、工学分野だけでなく、バイオメカニクス分野、医用分野のものづくりの支援へも近年盛んに展開されている。そこでは、工学分野で扱う材料は持たない生体の複雑な形状、材料特性分布等の特徴を解析に反映させる試みも積極的に行われている。本講演では、新しい骨固定用デバイス、サポート下着のものづくりと評価を事例として、生体特有の性質を反映した最新のバイオメカニクス解析の動向を紹介する。

14:05~14:40

粉体圧縮成形プロセスのFEM解析(大塚製薬株式会社 様)
【発表概要】
錠剤の製造プロセスで発生するトラブルの原因究明には,粉体の圧縮機構を理解する必要がある。今回は,圧縮成形シミュレーションに汎用される弾塑性モデルの1つである修正Drucker-Pragar capモデルを利用したFEM解析に関して,材料特性値取得のための試験系の構築と現在検討中の解析事例について紹介する。

14:40~14:50

休憩

14:50~15:25

モールドロック破壊強度の解析(ヒロセ電機株式会社 様)
【発表概要】
コネクタの樹脂ロック部には、角形状が多く含まれております。ロック部が十分な強度を持っているか、解析にて検討したいとのニーズがありましたが、角形状ではメッシュサイズに依存して、応力が再現なく上がるため、引張強さとの比較ができず、強度評価ができませんでした。このため、エネルギー的な考え方も取り入れたX-FEMにて評価したところ、実測と一致するロック破壊時反力を得られましたので、ご報告いたします。

15:25~16:00

持続可能性のための軽量化技術(ダッソー・システムズ株式会社 様)
【発表概要】
持続可能性を追求した企業戦略が非常に重要になってきています。
そのような背景の中で、特に製造業界では、製品の軽量化技術の活用が注目されており、製品のライフサイクルを通じて材料使用量やエネルギー消費量、温室効果ガス排出量を削減することを可能とします。
本セッションでは、ダッソー・システムズが提供する最新の軽量化技術について事例を交えてご紹介いたします。

16:00~16:35

Abaqusを用いた音響解析の事例紹介(IDAJ)
【発表概要】
一般的に音響要素を使用する解析は、微小変形の線形摂動解析とみなされ、定常調和応答解析として解かれます。Abaqusでは、陽的動解析でも音響要素を適用することができることから、接触機能と組み合わせることで、衝突による振動を音源とする対象にも適用することができます。本講演では、Abaqusの音響解析の概要と、調和応答解析と陽的動解析を用いた解析事例を紹介いたします。

16:35~16:45

休憩

16:45~17:20

ハブユニット軸受設計におけるAbaqus活用(日本精工株式会社 様)
【発表概要】
自動車の環境対応と性能向上のニーズは日々高まっている。 NSKは、ハブユニット軸受の性能と開発速度を向上させるために、数値解析を用いた設計技術の高度化に取り組んでいる。今回は、第3世代ハブユニット軸受の設計の事例を紹介する。ハブユニット軸受は車体を支える部品であるため、その強度と剛性を考慮することが特に重要となる。これらの計算では、Abaqusを使用して応力や変形を求めるが,独自のアルゴリズムと組合わせることで効率化を図っている。今後も試作レスに向けた技術開発に取り組んでいく予定である。

開催概要

開催時間 13:00〜17:30(予定)
参加対象 SIMULIA Abaqusを利用されているお客様、今後ご購入をご検討のお客様
※一部ハードウェアベンダー・ソフトウェアベンダー様にはご参加をご遠慮いただきます。
また、その他弊社都合にてご参加をお断りする場合がございます。
視聴開始までの流れ ・お申込み内容確認後、事務局から「セミナー参加方法」についてのご案内をE-mailでお送りします。
・ご質問はご講演中にチャットでのみ受け付け、講演終了後に5~10分程度のQAセッションで回答します。
・本セミナーはライブ配信となりますので、映像や音声が乱れる場合がございます。また、視聴システムへ接続できないといった問題が発生した場合、お問い合わせ窓口のご用意はございませんので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

【重要】配信について
配信は「Vimeo」を利用してご視聴いただきます。快適にご利用いただくために、以下のご利用環境を推奨いたしております。これらの環境以外では、Vimeoをご利用できない、または何らかの制限が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。

▼Vimeo動画動作環境
以下URLにライブ配信の利用環境をご案内しています。
Vimeo動画が表示されているか、ご確認をお願いいたします。
https://www.idaj.co.jp/academy/verify-livedistribution.html
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icon mailお問い合わせ先

IDAJ数値解析アカデミー事務局(理論・実践講座)
株式会社 IDAJ 営業部 idaj-seminar@idaj.co.jp
横浜本社 TEL: 045-683-1990 FAX: 045-683-1999
中部支社 TEL: 052-569-2581 FAX: 052-569-2582
関西支社 TEL: 078-389-5470 FAX: 078-389-5472
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