開発⼯程の初期検討から量産間近の検討まで、シミュレーション（MILS、SILS、HILS）が広く有効活⽤されており、実機相当の振る舞いを再現するプラントモデルとしてGT-SUITEが使⽤されています。GT-SUITEでは、計算速度とモデルの詳細度に応じて、いくつかのモデル形態を選択することができます。その代表的なモデルが、FRM（Fast Running Model）と呼ばれる物理法則を考慮した動的な高速実行モデルです。
講習で使用するxRTライセンスは、GT-POWERと同じ物理法則ベースで、ナビエストークス方程式やエネルギー・質量保存則を解きますので、従来のFRMと比べて詳細度を維持したまま高速化することが可能です。本コースでは、このxRTライセンスを使用し、詳細エンジンモデルが既に完成している状態から、高速実行モデルを作成の方法を実習を通して習得していただきます。また、用途に応じた高速実行モデルが作成できるように、「ノウハウをお伝えする」という点に重きを置いた内容としました。詳細エンジンモデルの構成や作成⽅法を習得されたい場合は、「GT-SUITE⼊⾨ エンジンモデル編」のご受講をお勧めします。

プログラム・講演内容(予定)

※スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。何卒ご了承賜わりますようお願い申し上げます。

配布資料

テキスト1冊
テキストはご参加いただいた方へお配りしております。