DBM（Discrete Beam Method、離散化ビーム法）：
形態係数を用いて境界面での輻射熱交換をおこなうモデル。
各輻射パッチからは半球方向へ向け輻射ビームが発射され、ソルバーは発射された輻射ビームを追跡し、各輻射パッチの形態係数を求めます。そして求めた形態係数を入射フラックスと関連付け、輻射フラックスを計算します。

DOM（Discrete Ordinate法）：
放射強度の輸送方程式をベースとしたモデル。
DOMではこの輸送方程式を解くため、メッシュ分割によって離散化をおこなうように、各セルフェイス面中心に形成される立体角を離散化します。離散化された球面の中心を通る方位ベクトルはOrdinateと呼ばれ、この各Ordinateについて放射強度の輸送を計算します。