IDAJ

GlossaryMBD・CAE用語集

複素固有値解析

複素固有値抽出解析とも言い、減衰を考慮した固有値解析のことです。減衰が無い場合には系の固有振動の位相は一致しますが、減衰が存在する場合には系内の位相は一般に一致しなくなります。固有振動における位相のズレを表現するため、固有値を複素数として求める解析手法です。
固有ベクトルの成分である解を複素数のまま使う場合もありますし、振幅と位相(極形式)で表現することもあります。
Abaqusでは部分空間投影法を使用します。摩擦、減衰、予荷重、非対称荷重剛性の効果を含めることができ、固有振動数の抽出を実行後に、線形摂動プロシージャで使用します。

関連製品情報

このキーワードでサイト内検索する

アルファベット順索引

50音順索引

その他

キーワード検索

ユーザーサポートセンター 無料で資料請求