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GlossaryMBD・CAE用語集

ギャップ要素

Abaqus/Standardの接触に使用可能な接触要素です。
ギャップ要素は、ギャップを構成する2つの節点を指定し、さらにギャップの初期状態と、必要ならば方向を定義する幾何学的データを与えることによって定義されます。
ギャップ要素の特徴は以下の通りです。

・2 つの節点間の接触をモデル化する。
・特定の方向と分離条件に基づいて、節点が接触状態(ギャップが閉じている)であるか、分離状
態(ギャップが開いている)であるかを判断する。
・常に3次元で定義されるが、2次元モデルと軸対称モデルで使用することもできる。
・部分構造とユーザ定義要素を含む任意のタイプの要素間に接触を定義することができる。
・節点間の方向が固定した接触や、節点間で回転が許される接触のモデル化に使用すること
ができる。
・温度-変位連成解析において、空間に固定された方向での節点間の接触および熱的相互作
用をモデル化するために使用することができる。
・伝熱解析において、節点間の熱的相互作用をモデル化するために使用することができる。

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