連携解析
複数の物理現象を考慮し、一方の解析を実行後、その結果を使ってもう一方の現象を解く解析手法です。
例)伝熱解析を行い、その温度場を用いて、熱応力解析を行うような場合
データ引渡しの際は、前者の結果から後者の入力条件をマッピングで作成するのが一般的な流れです。比較的穏やかに互いに影響を及ぼす場合は、相互に数回のマッピングによるデータ引渡しを行うことで、相互の影響を考慮した解析を行うことが可能です。
また、ある現象から別の現象への影響が大きく、逆方向の影響は無視できる一方向連成の場合にもよく採用される解析方法です。