設計製造やサービス提供に関連するビジネス・プロセス上の欠陥を最小化することにより、業務パフォーマンスを改善するための経営・品質管理手法です。本手法は、1980年代初頭に米国Motorola社によって開発され、現在では世界中の企業から注目されるまでになりました。シグマとは、統計用語で標準偏差、すなわち平均からのばらつき度合いを示す指標です。このシグマを、製品やサービスの品質と捉え、その欠陥・不良の生じる確率を最小化するための指標として用いられます。具体的には、その確率をシックスシグマレベル（＝欠陥の生じる確率が100万分の3.4）以下となるようにプロセスを最適化することを、本手法では目標としています。このシックスシグマを実施するためには、実験計画法、最適化手法などの高度な数学的手法をツールとして体系的に使用していく必要があります。modeFRONTIERでは、多目的ロバスト最適化（MORDO）を行なうための機能や、各種実験計画法・最適化手法など、シックスシグマ実施に必要なツールが備わっています。