現在、自動車業界はCASEに代表される新技術の投入により、100年に一度の大変革期を迎えています。
自動車メーカー様では、新技術に対する莫大な開発工数に対応するため、モジュール設計が進展しており、自動車サプライヤー様は「部品単体」だけではなく「システム」開発が重要になってきました。このような状況下で、自動車開発を支えるツールとして、コンポーネントからシステム、車両全体まで検討が可能なGT-SUITEがプラントモデルとして広く活用されています。
GT-POWER-xRTソルバーの基礎は、GT-POWERと同じ物理法則ベースです。ナビエストークス方程式や、エネルギー・質量保存則を解きながら高速化しています。また、PC上の計算だけでなく、いわゆるHILS環境にも対応しており、PC上で使用するモデルをそのままHILSへ搭載することが可能です。近年は、制御開発のためのプラントモデルとしてGT-SUITEモデルを使用するニーズが高まっていますので、GT-POWER-xRTを使用すれば、詳細なモデルのままに、MILS/SILSそしてHILSへと領域を跨いで同じモデルを使い続けることができます。

本セミナーでは、GT-SUITEを活用し、自動車開発のさらなる効率化を実現するための新しいライセンスタイプ「GT-POWER-xRT」のご説明とその適用事例などをご紹介します。また、HILS事例紹介では、コンカレント日本株式会社様にご協力をいただいております。

※スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。何卒ご了承賜わりますようお願い申し上げます。