確率論的シミュレーション（Stochastic Simulation）とは、解析モデルの入力変数を確率変数として扱い、各入力変数がそれぞれの確率分布に従って摂動した時の特性値の応答特性をもとに、解析モデルで模擬した事象の系の安定性や信頼性を確率論的に予測することをいいます。modeFRONTIERでは、入力変数を確率変数に設定すると自動的にその確率分布に従って摂動が付加され、各出力値の平均値と標準偏差が求まります。あるいは実験計画法のラテン超方格法/モンテカルロを使用して、所定の確率分布に従ったデザインを生成し、それらの計算実行結果をもとに頻度分布チャート（Frequency Chart）等を用いて分析をおこなうことができます。