複合領域にまたがるシステムの協調設計
モデルベース開発(Model Based Development:MBD)のねらいは、高いレベルでの協調設計を実現することにあります。すなわち、V字開発プロセスの左バンク側においてあらかじめシステム全体の挙動をシミュレーションによって評価し、システムを構成する各サブシステムあるいはコンポーネントの仕様を、根拠をもって決定することによって開発の手戻りを抑制するというものです。
IDAJは、MBDプロセスを構築する上で欠かせない3つの要素に対して、システムシミュレーションや最適化分野における豊富なコンサルティング経験を生かして的確に支援します。
粒度の異なるモデルを使いわける
システムシミュレーションを活用する上では、開発のフェーズや設計のターゲットとなる構成要素、評価の目的に応じて異なる粒度(詳細度)のモデルを使い分けることが求められます。モデルの活用シーンや解決すべき設計課題に基づいて、モデル粒度の選択基準、構築方法、モデルの検証手順を一貫してご提案します。
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各設計領域のモデルを連携する
自動車のような大規模かつ複雑なシステムの開発においては、設計の担い手が複数の部署やサプライヤーにまたがり、モデル構築もそれぞれで行われます。このような状況において、異なるツールで作成されたモデルをつなぎ合わせたり、双方の同期を取りながらシミュレーションを実施するといった仕組みをご提供します。

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背反する性能のトレードオフを評価する
多様化する顧客ニーズへの対応と開発リードタイムの短縮を両立するには、トレードオフの関係にある様々な要求を満足させながら効率的に設計を最適化する必要があります。RPA(Robotic Process Automation)や機械学習技術によって、スピーディーな意思決定を支援します。

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